ブランデーのクラス

ブランデーのクラス

ちょっとした知識があると、今まではたいした興味がなかったことでも、ぐんと親近感を持てたり、楽しみが増えたりしますね。
私達日本人には高級なお酒で一般人にはあまり親しみがないブランデーについて、ちょっとしたことをお話をしましょう。

 

よく見かけるのが、「VSOP」というものですが、これはいったい何の略なのでしょうか。
実は、これは以下のような意味があります。

 

V:Very (とても・非常に)
S:Superior (優良な)
O:Old (古い)
P:Pale (澄んだ琥珀色)

 

これらはクラス分けをする要素なのです。
たとえば、「VO」とあれば、「Very Old」であり、「とても古いブランデー」ということです。
「VSO」とあれば、「Very Superior Old」で、「とても優れた古いブランデー」という意味です。
したがって、「VSOP」は、「Very Superior Old Pale」で、「とても優れた古い澄んだブランデー」のことで、いわゆる最高級クラスであることを証明しています。
コニャック・アルマニャックの場合は、蒸留後最低でも5年を経た原酒を使用したものだけが表示可能とされています。